静脈瘤について

目次

静脈瘤について

下肢静脈瘤は足に青く筋のようになったものが

浮いて出てくる病気になります。

心臓から送ってこられた血液は、動脈をつたって足先まで流れていきます。

そして、足で巡った血液は静脈の働きにより心臓に戻ってくるのですが、

下肢静脈瘤の場合だと、一部の静脈で血液が足に逆に流れてしまい

戻ってしまうのです。

このため、むくんできたり、静脈が張って痛くなってきたりします。

また、足がつったり足にだるさを感じたりすることもあります。

 

下肢静脈瘤は目で見た太さによって

伏在型(ふくざいがた)・側枝型(そくしがた)・網目状・くもの巣状の

4種類に分類されます。

 一般的に症状があり、手術が必要になるのは伏在型静脈瘤だけであり、

他の3種類は軽症であまり心配のない静脈瘤だそうです。

 

下肢静脈瘤になる原因とは

☆立ち仕事やデスクワーク

☆妊娠や出産

☆遺伝的なもの

 

下肢静脈瘤にならないようにする予防の仕方

1.運 動

適度に運動や体を動かすことをしていれば血流は良くなっていき、足の筋力も強くなっていきます。

脚の屈伸運動が効果的なので、より多くの運動やスポーツを行うと良いみたいです。

自転車、ウォーキング、普段から階段を使う、水泳、水中エアロビクス、ヨガ、ピラティス、

などが筋肉にとても良く循環機能を改善し、柔軟性のある血管を作ることが大切です。

静脈瘤の方が避けたい運動・スポーツ「スキー、サッカー、テニス、ランニング、

フィットネスマシン、エアロビクス」足の血流が増し血管が拡張しやすくなるので、

静脈瘤の症状が進む可能性がある様です。

 

2.食生活

下肢静脈瘤の原因で脂質異常などの問題がありますので、

塩分や脂分、糖分のとりすぎには注意をして、バランスのとれた食生活を送っていくと、

血流も良くなり静脈への負担は軽くなっていきます。

特に食事中に魚介類を含むことが望ましい様で、貝類・イカ

また海藻には、バイオフラボノイドが含まれており、これは静脈瘤の治療に効果があります。

 

3.マッサージ

リンパドレナージュなどマッサージは血液やリンパの流れを良くするので

静脈瘤の予防や足のむくみなどにも有効です。

お風呂の中や、お風呂あがりに行うとより効果的です。

先に、かかとの周りや膝裏などは軽く押すような感じでほぐしておきます。

その後、足首から膝にかけて下から上へ向かってマッサージをします。

強く押さずに手を当てて上にあげるくらいの力で十分です。

特に足の内側やふくらはぎの部分などをほぐしましょう。

☆注意

予防としてマッサージをするのは効果的ですが、デコボコした静脈瘤がある方は

皮下出血などをする恐れがあるので患部は触らないようにしてください。

f6b1b629e7de32719c115f5c46d192c3_s

関連記事

  1. 夏の疲労感

  2. 背面のツボ(背部兪穴)

  3. 辛い寝違え

  4. 臨時休業のお知らせ

  5. おならの話

  6. 春の不調(身体の中に風が吹く)