目次
足の冷えあきらめていませんか?
自分の足とは思えないほど感覚がマヒしてしまう、足先の冷え性。
ジンジンと痛くなるほど冷えきってしまい、眠れない夜を過ごしてはいませんか?
たくさん靴下をはいても、どれだけ温めても、なかなか改善できないと、
「体質だから仕方ない…」と、諦めてしまう人は多いかもしれません。
そんな、あなたの体温を調節している血管は、
99%が「毛細血管」という細い血管でできています。
その細さはなんと、髪の毛の14分の1ほどしかありません。
こんなにも細い毛細血管の中を血液が行き来することで、
私たちは体温をコントロールしているのです。
じつは、血管は全てつなぎ合わせると、
地球の「約2週半分」もの長さがあります。
これを心臓のドクンドクンという鼓動だけで、心臓から一番遠い「足先」まで
血液を送り続けるのは、とても大変なことです。
さらに、上半身には、「心臓」やその他の「内臓」など、「命」に関係している
大切な臓器がたくさん集まっています。血液は、まずは命に関係のある臓器から、
優先的に運ばれるので、手足などの末端はいつも後回しになりやすい。
今ではとても便利な世の中になり、私たちの思っている以上に
歩く機会が少なくなっています。
足の筋肉は衰弱してしまい、自ら熱を生み出すことが出来にくい環境です。
足先の冷えは、実は筋肉量の少なくなるふくらはぎ辺りから
始まっています。
足先の冷えは、血流を改善すれば自然と解消されます。
5分~10分くらいかけて足指から足部へ、足部から足関節、
足首からふくらはぎ、膝裏…下から上へと、
丁寧に揉みほぐす感じでマッサージします。
徐々に血流が改善されて、温まってくるのを実感できると思います。
たとえば階段の上り下りや、その場でのステップ運動でも、
充分効果が見込めます。
他には、下半身に溜まった血液を重力を利用して心臓に送り返す、
壁倒立や足上げも手軽かつ効果的です。
毎日少しずつでもマッサージや運動をする習慣をつければ、
代謝も上がり、抜本的な体質改善にもつながります。
-
運動不足などで筋肉量が少なくなり、血流が悪くなりおこる
(積極的に歩く)
-
靴下の重ねばきや、ヒール・革靴・しめすぎに注意する
-
冷える前に足首かふくらはぎを温めた方が効果的
-
マッサージで血行促進
-
食事で体を内側から温める