「ぎっくり腰」
腰が急に「グキっ」となって、激痛が走り動けなくなるところまでは、
テレビや漫画で見た経験があり安易に想像ができますね。
このぎっくり腰と呼ばれるものは、正式には急性腰痛症と言います。
急性腰痛症は、いきなり腰部に痛みが走る病気で、
関節ねんざや筋肉の損傷、筋膜の炎症などが起こった時の症状を言います。
それから原因の一つに筋肉の慢性疲労もあげられます。
少しずつ溜め込んだ筋肉疲労が、あるとき負荷の許容量を超えてしまい、
腰痛として発症してしまったと言えるでしょう。
日常生活を送る中で、筋肉疲労は必ず起こります。
それを回復するメカニズムを持ち合わせていますが、
睡眠不足や栄養バランスが取れていなかったり、運動不足や座りっぱなしの仕事を
続けるなどしていると、筋肉疲労が回復することなく徐々に蓄積されていき、
やがて腰痛を招いてしまうことになるのです。