目次
足裏と下半身太りや身体の不調
「足底筋群」
足底はパーツとして意識的に鍛えるイメージはないため見過ごされがちですが、
足裏にも「足底筋群(そくていきんぐん)」と総称される様々な筋肉が存在します。
女性が注目すべき足裏筋群の重要な役割とは、「足裏アーチ」を保つこと
長時間の座り仕事などが原因で、一日の総運動量が減少している現代女性は、
足裏の筋肉が衰えがちなのだとか!足底筋群が衰えるということは、
足裏アーチを保つ力が失われてしまう
運動不足のほか、足底筋群が衰える主な原因としてあげられるのは
※体重が重すぎる(ヨコ幅の広い足になる)
※合わない靴を履いており足裏全体が使われない
特に、高すぎるヒール靴や窮屈な靴は、足裏アーチをダイレクトに
歪ませてしまう原因になるので気をつけましょう.
指付け根~かかとに縦に走る「内側アーチ」
かかと~小指付け根に縦に走る「外側アーチ」
小指付け根~親指付け根を繋ぐ「前方横アーチ」
足裏アーチが歪むと下半身太りの原因に
内側アーチが潰れてしまい、土踏まずがベタリと地面にくっついた、
土踏まずのない足を平足(へんぺいそく)」と言います。
偏平足になると
(1)歩くと疲れやすい
(2)衝撃を吸収できず膝や股関節に負担がかかってO脚になりやすい
(3)足裏で身体を支えられないため、脚や身体全体でバランスを取らねばならず、
不要な部分に筋肉や脂肪がついて寸胴体型になりやすい
(4)足首が太くなりやすい
足裏アーチが歪むだけで、こんなにも沢山のデメリットが出てくるなんて怖いです。
横アーチが失われてしまった場合には、
指が足の甲側に反り返る「浮き指」になるリスクが高まります。
この浮き足も下半身太りの原因の一つです。
浮き指の人の歩行はつま先でしっかり地面を踏みつけて
蹴り上げることができず、重心をかかとに置く
不安定な歩き方となります。
サイズの合わないスリッパを履いていて、脱げないように歩いていると、
ふくらはぎや太ももが筋肉痛になることがありますね。
あのような感覚だそうです。
体のバランスを保とうとして、ふくらはぎや太ももに余分な力が入り、
筋肉が不自然に発達する部分が出てきます。
また、歩き方がいわゆる「ねじれ歩行」になる為、
股関節が外側に引っぱられて、お尻の幅も外側に広がります。
更に発達した筋肉は疲労をためないように脂肪を蓄積しようとしますので、
ますます太くなり、いわゆる「下半身太り」体型になります。
下半身が太くなるだけではなく、様々な不調が起こります。
姿勢を保つ為に、首、肩、腕、腰など体のあちこちに余計な負担がかかります。
また、頭痛や肩こりといった肉体の症状が悪化することで自律神経が乱れにも
つながることがあるそうです。
自覚症状がない浮き指ですが、きちんと対応することが大切です。
浮き指かな〜チェックしてみましょう!
手で足の親指を足の甲の方へこれ以上無理、というところまで押してみます。
90度以上曲がりますか?曲がる場合は浮き指の可能性大です。
しっかり指を使って歩けている人は45度~75度程度で、
90度以上曲がらないのです。
柔らかいのは筋肉が衰えている証拠というわけです。
じゃあ改善するには?
足指タオルつまみ(椅子に座り足の指でタオルをたぐりよせます)
足指じゃんけん(グー・チョキ・パー)
青竹踏みやつま先立ち